幸せに成長する歯科・医療経営の種と仕掛け~戦略思考と人間心理(感情理解)の実践的融合~

2019年9月1日

歯科・医療経営の喜びの種を育てる-29

皆さん、こんにちは。ジョイカレント・河原田喜義です。
暦の上では秋ですが、まだまだ残暑が続いております。

さて、これまで
「なぜあなたの想いが届かないのか?~コミュニケーションのレベル合わせ~」と題して、
患者さんやスタッフとの意思疎通を円滑に行うためのポイントをテーマにお話ししてきました。
今回は総まとめとして
自分(医院)のブランディングに活用するための手順についてお話したいと思います。

【3.自分(医院)をブランディングする手順への活用】

前回までにお話したニューロロジカルレベルという考え方は、
「自分自身のブランド化」という観点からも活用できます。
自分自身という人間について、上記のレベルを質問によって上り下りすることに
よって、自分自身に関する認識を変容させ、行動を変えるキッカケを作ること。
まさに、それが自分ブランディングの第一歩となります。

下記の○○を、少し時間をかけてもかまいませんので、ご自身で埋めてください。

1.今、私のいる場所、時間は○○です。(環境)
  EX) 私のいる場所は平日の歯科医院です。
         ↓
2.私は、○○をしています。(行動)
  EX) 患者さんの治療をしています。
         ↓
3.私は、○○ができます。(能力)
  EX) 私はインプラントができます。
         ↓
4.私が信じていることは、○○です。(信念・価値観)
  EX) 私は歯科治療が、人の役に立つ仕事であると考えています。
         ↓
5.私は、○○の人です。(自己認識)
  EX) 私は歯科医師であり、経営者です。

ここまでで、下位レベルから上位レベルにまで認識が上がってきました。

次に、自分自身の自己認識(「私」という言葉)に、
「自分が理想とする医療人像」を象徴する”枕詞”をつけてみましょう。

たとえば、「お口と心を癒す」「健康を徹底的に追及する」「笑顔を生み出す」etc
自分がそうありたいと願うものであればなんでもかまいません。
そして、まずは「自己認識」の文章にこの枕詞をつけて、
下位レベルへと認識を戻していきましょう。

6.私は、(枕詞)+○○の人です。(自己認識)
  EX) 私は「お口と心を癒す」歯科医師であり、「笑顔を生み出す」経営者です。
         ↓
7.「(枕詞)+○○」である私が信じていることは、○○です(信念・価値観)
         ↓
8.「(枕詞)+○○」である私は、○○ができます(能力)
         ↓
9.「(枕詞)+○○」である私は、○○をしています(行動)
         ↓
10.「(枕詞)+○○」である私がいる場所、時間は、○○です(環境)

自分自身で考えて、○○の部分を埋めていただけましたか?

このワークをしっかり行うと、
はじめの1~5で埋めた部分と、6~10で埋めた部分では、
また違う内容になったかと思います。

思考の手順を追い、自分自身の理想とする、
ブランド化したい自分の「肩書き」を添えて、改めて自分の認識レベルを
見つめなおすことで、自分自身をブランディングするために、
どのようなことが必要かという視点も見えてきます。
気づきが得られることこそが、他ならぬ成長の証であり、そこに行動が伴えば、
その結果が血となり肉となり、あなたの夢は1つ1つ現実のものとなっていきます。

次回は、「時間」のコントロールについてお話します。
どうぞお楽しみに。