幸せに成長する歯科・医療経営の種と仕掛け~戦略思考と人間心理(感情理解)の実践的融合~

2019年6月1日

歯科・医療経営の喜びの種を育てる-26

皆さん、こんにちは。ジョイカレント・河原田喜義です。

さて、連続してお伝えしてきた「キャリブレーション(観察)」の重要性ですが、
今回で最後となります。
まずは前回までのお話を振り返ってみましょう。

当然のことながら、患者さん一人ひとりに個性があり、
無数の個性に自分を合わせることは非常に困難です。
しかし人には、「個性」よ「共通項」が必ず存在しています。
コミュニケーションを意識しはじめた段階では、「共通的なパターン」を認識することで、
しだいに相手の個性をスムーズに理解できるようになります。
日常で簡単にはじめられるのが、感覚器官(五感)の使い方の違いの観察。
頭の中で考えていることや感情の変化は、動作に現れることが知られているからです。

また、コミュニケーションをより円滑にするためには、
一体感とは対極の「不一致のサイン」に気付くことが重要です。

では今回、「キャリブレーション(観察)」の重要性のまとめとして、リソースについてお伝えします。

自分のフレームを超える力 ~キャリブレーション~
【3.自分の選択肢を広げるリソースの宝庫】

観察に意識を向けることで、自分とは異なる様々な物事の捉え方ができること、
また、自分自身にとっての当たり前・常識が、
他の人にとっての異端であり非常識となるということに気づくことがあるかもしれません。

そして、実はそこに個々人が人脈を作り、
自分のリソースを広げられるリソースが眠っていることに気がつけば、
いかに観察を行うことで自分自身に得られるものが増えていくのか
感覚的に分かるようになります。

「人は1人1人が世界遺産」と、ある場面で私は話したことがあるのですが、
まさに人は1人1人が他の人にとっての宝の山でもあります。
それは、あなた自身が他の人にとっての大切な存在であり、
また支援ができる力を持つということも意味します。

他の人に良い影響を与えるためには、自分自身が相手をしっかりと観察し、
相手に伝わる、影響力を与えられるコミュニケーションスキルを身につけることが必要です。

日常の体験の中から、まずは1つ小さな観察の習慣を身につけ、皆さんのリソースを周りの方々を照らす力を高めていただければ幸いです。

次回は、患者さんやスタッフと円滑に意思疎通を行うためのポイントについて、
お話したいと思います。
どうぞお楽しみに。