幸せに成長する歯科・医療経営の種と仕掛け~戦略思考と人間心理(感情理解)の実践的融合~

2018年02月28日

歯科・医療経営の喜びの種を育てる-12

皆さん、こんにちは。ジョイカレント・河原田喜義です。
2月は「逃げる」といいますが、年明けから何かと忙しくお過ごしの方が多いことと思います。

あなたのクリニックではどのような広告宣伝の方法を用いていますか。
タウンページと看板しか知らないという方もなかにはいらっしゃるでしょうか。
限られた方法しか知らなければ、それに頼るほかありませんが、より多彩な手法を選択肢として獲得している人は、
手持ちの選択肢の効果を測定し、その中で最も効果的なものに注力することが可能になります。
そうすれば、新規の患者数が変わり、1年単位で業績も各段に変わってしまい、
数年単位で見ると劇的な差異が現れることも珍しくはありません。

医院に限らず戦略的な組織や企業は、必ずといってよいほど、「選択肢を増やす努力」を怠らないものです。
そして、その選択肢から状況に応じて、柔軟性を持って最適な選択を行っているのです。

それでは、選択肢を増やすためにはどのようにすればいいのか?

これには主に、下のような3つの方法と2つの環境があると私は考えています。

 【方法】 
  1) 内部ソースのリフレーミング
  2) 外部ソースの収集
  3) 行動の結果(反応)を観察する
 【環境】
  4) 問題・制限(制約)を科せられる
  5) 常に一歩先の目標を設定する

まず、【方法】についてご説明しましょう。
 1)内部ソースのリフレーミング
 ⇒ 内部ソース、すなわち、「自分自身・自分の医院の資源(強み・弱み)」を
今とは違う別の視点から枠組みを捉え直す(枠組みの再構築:リフレーム)ということです。
光には影があり、影は光が無ければ生まれないように、全ての物事には陰と陽の二面性が存在します。
今、自分自身、または医院の弱みであると考えている部分を、
どのように見方を考えれば(リフレーミングすれば)新たな可能性が見えるかを考えることです。
また、今自分が行おうとしている行動の明確なアウトカムを意識することによって、
感情で形作られた無意識のアウトカムから抜け出すことができます。
それは、選択肢を増やすことにもつながります。

2)外部ソースの収集
⇒ この世の中には、自分以外にさまざまな経験を積んでいる人がたくさんいます。
そして、それらの人から発信される、または発信されずに眠っている貴重な情報がたくさん眠っています。
よくチャンスは目の前にあるいろんなところに転がっているという話を耳にすることがあるかと思いますが、これはまさに外部ソースのことを指しています。
新聞、書籍はもとより、目には直接見えないさまざまな情報ソースに対する価値に気づき、
それを自分の本当に欲するアウトカムのために活かすという視点が、重要な考え方になります。

3)行動の結果(反応)を観察する
⇒ 自分が行った行動の成果(反応)をしっかりと観察し、なぜそのようになったのか、自分自身が意図したものと同じか?
違うのであれば何がどのように違うのかを観察から読み取ることです。
そうすることによって、次に為すべき新たな選択肢が明確に見えてきます。

今日は、選択肢を増やすための3つの方法についてご説明しました。
次回は、それを実践するのに必要な2つの環境についてお話しします。
どうぞお楽しみに。

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