幸せに成長する歯科・医療経営の種と仕掛け~戦略思考と人間心理(感情理解)の実践的融合~

2018年03月28日

歯科・医療経営の喜びの種を育てる-13

皆さん、こんにちは。ジョイカレント・河原田喜義です。
ようやく春の足音がきこえてきました。
前回は、選択肢を増やすためには主に3つの方法と2つの環境があるとお話ししました。
どのようなものだったか、まずおさらいしておきましょう。
 
 【方法】  
  1) 内部ソースのリフレーミング
  2) 外部ソースの収集
  3) 行動の結果(反応)を観察する
 【環境】
  4) 問題・制限(制約)を科せられる
  5) 常に一歩先の目標を設定する

3つの方法については前回お話ししましたので、今日は2つの環境についてご説明します。

4)問題・制限(制約)を科せられる
⇒ これは、人間の脳の構造的なことからも言われていることですが、
脳という機能は「問題」や「制限(制約)」を与えられた時にはじめて
   「アイデア」を生み出す構造に脳生理学的にみてなっているということです。
   すなわち、新たな選択肢やアイデアを生み出すためには「問題」や「課題」、
   「質問」が不可欠であるということです。
   逆に、「問題」や「制約(制限)」が全くなければ、アイデアは何一つでてこないということです。
   私たちコンサルタントが数多くのアイデアや知識を吸収できるのも、
   数多くのクライアントの方々から数多くの相談(問題)やそれを解決する上での
   制限(制約)が科せられるからに他なりません。
   ですので、私はクライアントの方にも刺激のない状況になりつつある時には
   敢えて課題をご提示させていただくことがあります。
   第三者から、与えられた「質問」や「課題」によって、そこに携わる人々の
   脳が活性化すると考えるからです。
   人間の脳はなるべく自分のエネルギーを消費したくないと考えているため、
   このような状況を作り出さなければ、脳を使わない状態が続きやすく、
   使わなければ不要なものと見なされ退化するともいわれています。

 5)常に一歩先の目標を設定する
 ⇒ これは、4)の状態を自動的に作り出すための発生装置のようなものです。
   目標が達成されていない状態というのは非常にアンバランスなイメージを生じさせます。
   「目標を達成していない」という「問題」を自らに科すことにつながるのです。
   また、人は安定していない状態を嫌う傾向にあります。
   言い換えれば、安定に向かおうとする傾向があるということです。
   一歩前の目標というのは、今成し遂げられることよりも少し難しい目標のことを指します。
   実は、人はある目標を達成しようとするときには、その到達点に向かう
   「途中の力」が最も力を上手く出し切れるポイントなのです。
   たとえば、空手で分厚い板を割る光景を思い出していただければよいかと思いますが、
   その「板」を割ろうと思うとなかなか割れないそうです。
   しかし、その板の先にある別のものを割ろうと思って手刀を繰り出すと、
   かなり容易に割ることができると聞いたことがあります。
   したがって、この「一歩先の目標」を設定してそこに意識を向けることで、
   より効率的に成果を手にすることができるのです。

いかがでしょうか?
今日は、「戦略のための選択肢を増やす」というテーマでお話ししました。
 
今、あなたが生み出している成果に、今後の選択肢の幅を広げることで、
さらにすばらしい結果をもたらす可能性は十分にあることでしょう。
ぜひ、一つ一つできることを、今この瞬間からはじめていただければ幸いです。

ではまた、次回をお楽しみに。

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